やだんこ!

共通点があったりなかったりする者同士で更新するWeb同人誌です

リレー小説・無限大

生きるとは、意味の連続性だ。例え単に無意味であったとしても、それを無意味だと知覚した瞬間からそれはやはり無意味という意味を持つ。だから、考えることは人生を豊かにするという言葉は一分の隙もない真理だ。無意味な人生を知覚することが人生に無意味という意味を与えるのだから。これが、前提だ。

と、パフェを見ながら考えた。パフェはグラスが透明だから、どのような中身かがすぐ見える。僕はパフェに長いスプーンを差し込んでかき回す。これは無意味だけれど、無意味という意味を持つ行為だ。

「食べ方が汚い」

都に言われて僕は謝る。僕の名前は県だ。都にはとても頭が上がらない。

リレー小説・だっくる

ぼくの嫁は「りるれの三姉妹」と呼ばれ、地元の上谷では知らないものがいないほどの有名人だった。長女りみ、次女るみ、そして三女がぼくの嫁、れみ。

 

三人は、円満な家庭環境の元、すくすくと育った。外で遊ぶことが好きな二人の姉に比べ、れみは家で図鑑を眺めることが好きなおとなしい性格だった。 

 

作りのしっかりした、硬い紙の図鑑を触っているだけでれみの心は落ち着いた。

昆虫や植物に乗り物……家にない図鑑は学校の図書室で借りて帰る。ランドセルはいつもの2倍くらい重くなったが苦にはならなかった。

ある日、母親についていった本屋で『妖怪図鑑』なるものを見かけ、れみは心を奪われた。

リレー小説・きのこ

大きな蟹が山からやってきた。こんにちは、と挨拶をすると、こんにちは、と蟹も返した。なんのご用事ですか、と聞いたのは今年で30歳になるのに学ランを着ている涼平くんだった。この街を殲滅します、と蟹は答えた。それはちょっと勘弁して下さい、と言った涼平くんは一瞬で燃え尽きた。蟹光線だった。

 

涼平くんは、ファッションセンスにこそ問題があったけど、いい奴だった。とはいえ、感傷が心の中に渦巻く、ということもなかった。茫然としてしまって、蟹が、これから忙しくなるので、と言って去るまで立ち尽くしていた。なので、蟹博士と呼ばれるタキ爺のことを思い出したのも、しばらく後だった。

リレー小説・紬

滝の神様になって一年が経った。特にすることはない。早朝も真夜中も滝のそばにいるだけだ。たまに人や魚の形をかりて泳いだりもする。時間帯を間違えると、たまたま訪れた人間にぎょっとされることもある。だいたいいつも美少女の姿で、しかも裸で泳いでいるからだ。べつにそういう趣味ではない。裸の美少女の姿でいるのが、一番抵抗がないからだ。それには神様になる前の記憶が関係しているのかもしれないが、滝の神様はもう、神様になる前のことを思い出せなくなりつつある。

とは言え、美少女姿の滝の神様を見た者の中から、滝の神様に惚れてしまう男が出て来るのも無理なかった。

リレー小説はじめます

せっかく共同でブログをしているのだから、みんなで何かしたいなぁと思いながら、午前中いっぱいかけて掘った穴を埋める作業をしていました。

 

そんなおり、恩赦の時間に読んでいた本に、小説を書くためのトレーニングとしてリレー小説をやってみるという内容が載っていました。「これだ!」ぼくは叫びました。「静かにしろ!」と、管理係の方がぼくを修正してくださったので、鼻血が出てて、翌日の朝食と恩赦の時間が無くなりました。

 

鼻血が出るのも厭わず、ぼくは管理係の方にコミュニティとの連絡を求めました。管理係の方々はとても熱心に働いていらっしゃるので、ぼくたちの申請が通るのは早くて次の週、通常は三週間後になるからです。ぼくの態度が悪かったので、管理係の方が再度修正してくださり、今度は一瞬息ができなくなりました。しかし、ありがたいことに申請は通りました。

 

さて、やだんこ!リレー小説の概要はこうです。

 

1.まず、各々が140字で出だしを書く。

2.次の日、割り振られた人の出だしに続くようにまた140字書く。

3.それを6日間繰り返し、ひとつの掌編小説になるようにする。

 

その本には、「出来るだけ、流れを損なわず、補強していくように書く」「時に意外な方向転換を行い、変化をつける」と書いてありましたが、自由にやるつもりです。

 

ぼくは生まれて初めてリレー小説を書きます。無限大さんに至っては、小説を書くこと自体が初めてだそうです。処女作にして、複数プレイとはさすが無限大さんです。ぼくたちの作品がどんなものになるのか、楽しみです。

 

あっ、管理係の方がイライラしているようなので、作業に戻ります。えっ、今度はさっき二階に上げた砂袋を地下に運ぶんですか?

 

(だっくる)

鬱でも歯は磨こうの提案

いまもまだちょっと引きずってますが、わたしは、鬱がひどくて5年近くほぼ寝たきり状態でした。


この間歯医者に行ったら虫歯だらけだと言われました。


理由は簡単、鬱で寝込んでいたときろくに歯を磨いていなかったからです。


歯医者に行った時には口内環境がもうてえへんなことになっていて、親知らずは虫歯が悪化していたので全部抜くことになりましたし、その手前の奥歯もやば虫歯でした。

歯茎も歯周病になりかけており、前歯のほとんど全部に虫歯の前兆で根元に白い模様ができていました。


こわすぎる!


わたしが鬱で寝込んでいたことで失ったもののひとつは体力で、それは少しずつ戻ってきているような気がします。


歯を磨いていなかったために虫歯になったことは不可逆的なものなので、もうどうしようもありません。

銀歯だらけになって生きていくしかないのです。もしアイドルになったら銀歯見えたわろたとか言われるのだと思うと非常に悲しいです(アイドルになろうという気概はよし)。


結論、鬱でも歯だけは磨きましょう。


毎日は無理でも出来る限り磨いたほうがいいです。口の中をくちゅくちゅするやつとかも併用してもいいかも。


ハード鬱だと歯のことなんか気にしてられないと思うのですが、あとでめちゃめちゃ後悔するので(ということもたぶん鬱の時には考えられないのですよね、わたしはそうでした)、歯は、磨こう。


鬱の時っていまのつらさでいっぱいで、未来の自分が浮かばないので、いまこれをやらないこと(やることで)で結果としてどうなる、みたいなこと全然わからないんですよね。

調子よくなってきてから鬱時代の遺産に結構困らされています。


鬱できついときはつらくなくなるようにゆっくり休むのが一番いいと思います。

めっちゃ時間かかってもいいです。


でも歯磨きはしたほうがいいです。虫歯ってほっとくと死んだりするし。虫歯死ってすげえ痛いらしくて、痛い死に方いやじゃないですか。

 

歯磨き、しよう!!!!

 

今日はこれから歯医者で落ち込んできたので書きました。ひー。


(きのこ)

 

 

 

可愛いのは名前だけ。バカテクインストバンド「CHON」

ちわす。だっくるす。

 

世の中には、洋楽聴くよ派と歌詞わからないから聴かないよ派という2代派閥が存在します。洋楽聴かないよ派はカラオケとか好きなイメージありますね。僕の友達に、歌うことが好きだから歌詞がわからないと聴く気が起きないという人がいました。すごい歌が上手かったので妙な説得力がありました。わからないでもないです。歌というのは聴くためにある一方、歌うためにもあるのですから。

 

ちなみにぼくは、歌詞なんてどうでもいいので洋楽も聴く派です。歌詞、耳にしたときに込められたメッセージ性までしっかりと把握なんてできないじゃないですか。歌詞カードを見ながら、じっくり噛みしめれば「ああ、あの子は綾波レイが好きなんだなあ」ってわかりますけど。初めて聴いたときとか、お前はどうかしらんが、おれはできない。感受性が鈍いから。セロトニンが出てないから。実家がゴミ屋敷と近所で謗られているから。おい、実家は関係ねーだろ!!!

 

で、あえて、そんな人におすすめしたいバンドがあります。

 

このバンド、CHON。(ちょーん、またはちょんと読みます)

 


Chon - Story | Audiotree Music Festival 2017

 

洋楽で! インストゥルメンタル! つまり歌なし! カラオケで歌えない! 聴くための音楽!!

 

普通ですね、バンドを紹介するときはそのバンドを好きそうな人に興味をもたせるように文章を組み立てて行くわけですよ。今回の導入だったら、歌詞に着目してる邦楽好きでもハマれるような、メロディアスな洋楽バンドを紹介するべきなんです。なのに、歌詞なし! 真逆のバンドを紹介している!! でも聴いてください、ばかみたいなテクニックですけど、メロディアスでしょう。まずイントロからヤバイ。じゃじゃーん! ぴろりろり! ぴろりろりろりろり!! ずだだんだんだんだ!!! てぃーろりろりぴろりぴろり!!!!! づだづだづだづだづだ!!!!!!

 

ね?

 

ね? じゃない。興奮するのはよせ。

 

ジャンルは何になるんでしょうか。フュージョンのような、プログレのような、メタルのような。ちな、フュージョンとはF1のときに掛かってるやつです。プログレは、車のCMでよくかかってますね。「ジョジョの奇妙な冒険」のEDで、YESの「Yes - Roundabout - YouTube」が使われたこともありました。メタルはメタルです。ググれ!

 

 


CHON - Perfect Pillow

 

この曲なんかもう展開がわけわからん。Aメロ、Bメロと振っていったら何メロまであるのだろうか。YouTubeで「CHON」と検索すると、幾つかのライブも出できます。

 


CHON on Audiotree Live (Full Session)

 

これは、ちょっと長いので、ゆっくりできるときに聴いてください。結構前の動画ですが、この時、ドラムは18歳!! お前、精神と時の部屋で修行したんか……? 英語のリスニングには自信がないのですが、途中のインタビューでYouTubeを見て勉強したみたいなことを言ってます、たぶん。教則本とかじゃなくてYouTubeってところが今風ですね。

 

いかがでしたでしょうか。←これがまとめの文章にあるブログってすべてぶっつぶればいいと思いませんか? いや、それはともかく。歌えない曲が苦手な方も、たまにはこんなバンドも聞いてみてください。では。

 

(だっくる)

 

Grow

Grow

 

 今回、紹介したStoryとPerfect Pillowはこのアルバムに入っています!