大きな蟹が山からやってきた。こんにちは、と挨拶をすると、こんにちは、と蟹も返した。なんのご用事ですか、と聞いたのは今年で30歳になるのに学ランを着ている涼平くんだった。この街を殲滅します、と蟹は答えた。それはちょっと勘弁して下さい、と言った…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。