ヤンデレ彼女気分を味わえる『旅かえる』
こんにちは、紬です。
突然ですが、ゲームは基本簡単なものしかできません。モンストとかグラブルとか頭がまわりません。キャンディクラッシュやねこあつめが大好きです。
そんな私、ねこあつめの会社がつくった『旅かえる』でさいきん遊び始めました。
いわゆる放置ゲーム、カエルの旅支度をしてあげて、旅の便りや帰ってくるのを待つ。ひたすら待つ。ただそれだけのゲームです。
そんなほのぼのゲームですが、なんとなくプレイし始めてみたら「奔放な彼氏をもってしまったヤンデレ彼女」気分を味わえることを発見しました。
その魅力を簡単にご紹介させていただきます。
カエル(名前をつけられます)
■1.私の気持ちはどうなるの?
カエルは自由です。
支度をしてあげて旅立ったあと、たまーに写真を送ってきたりしますが、音信不通のパターンが多いです。
帰ってきてからも、気まぐれにお土産をくれたりもしますが、しれっと家の中で本を読んだり書き物をしていることが多いです。「ただいま」の一言もありません。
(友人のカエルは屋久島まで行っておきながら水を持って帰ってきたそうです。水って……。)
ちなみに帰ってくるまでは数時間~半日くらいかかるパターンが多いです。その間こちらからカエルにアクションを起こすことはできません。
どうしても「お金(三つ葉)を出して支度をしてあげたのに、わたしの気持ちはどうなるの?」という心境になります。
でもそののんびりしている姿の可愛さと「帰ってきてくれたからいっか」という気持ちになります。
おしりがかわいいカエル(なにか書いてる)
■2.訪問営業してくるともだち
カエルがいないとき、時々ともだちのまいまいが訪ねてきます。
「お、なんだこのかたつむり」とおもってタップすると、手土産らしきブツをくれます。
わくわくしながら開くと、まさかのウェブ広告。
最初はショックでした。でも「いや、このまいまいはきっとお仕事が訪問営業で、いろいろ大変なんだ……現代社会への風刺だ……」
と気持ちを切替え、広い心で受け止めることにしました。
とはいえ、留守宅に押しかけてくるともだちをもつカエルへのイメージダウンは避けられません。
関係性への不安が強まり「本当にカエルと付き合ってていいのかな……?」と思い始める瞬間です。
ちなみにカエルがもってくるお土産をあげると、お返しにお金(三つ葉)をくれます。
ストレスの多そうなまいまい
■3.家にずっといるとそれはそれでうざい
旅と旅のあいだ、カエルは家でのんびりしているわけです。
こちらが旅支度してあげてもノーリアクション。自分の気が向いたときにしかでていきません。
最初は可愛い。が、だんだん「おまえのアイデンティティは旅に出ることなんじゃないのか、支度したんだからさっさとでてけよ」という気持ちになり始めます。
これは「旦那が家にいるとうざい」現象に通じるものがあるのかな……?という学びにもなります。(書き手は未婚です)
ちなみに旅立つときはあるタイミングで突然「カエルは旅立ちました」という通知がくるのみです。
カエルからは一言もありません。
書き手のカエルはきのこといいます。
以上、ヤンデレ彼女視点でみる『旅かえる』でした。書いているうちに熟年夫婦みたいな視点もはいってしまいましたが、ご容赦下さい。あとこれ、彼女がヤンデレというよりかはカエル(男)があれなのでは……という説も頭の隅に浮かびましたが一旦横においておきます。
基本的にカエルにたいしてなにもアクションができない。尽くすだけ尽くして、待つだけ。見返りはほんのちょっと。コミュニケーションはとれないドMゲー
というあたりがポイントですかね。
でもカエルはかわいい!
その可愛さにほのぼのした気持ちなれるので、みなさんもぜひプレイしてみてください。
(紬)